チャプター 265

彼の口調には、皮肉と恨みがたっぷりと滲み出ていた。

「自分が生まれながらにして優れているとでも思っているのか? お前はただ、運良くハワード家に生まれただけだ。その名高い血筋に頼り、祖父の庇護に隠れて今の地位を手に入れたにすぎない! 血筋の正当性で言えば、俺だってお前と同じハワードの人間だ。俺の祖母はショーンのたった一人の妹だったんだ。ハワード帝国には当然、祖母の取り分が含まれている――つまり、俺の取り分がな!」

感情が激しく渦巻き、デルバートの目は赤く血走った。憎悪が今にも溢れ出しそうになり、その声は震えていた。

「お前の祖父だ――お前の祖父が! 自らの血を分けた肉親に微塵も情けをかけな...

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